2006年11月12日

はじめてのアクア

ここ最近で2つほど、似たような相談をされました。

「魚を飼ってみたいんだけど、どんなのがオススメ?」的な。


条件も似ていて、
「とりあえず小さい水槽で、机の上で飼える感じ」
だそう。
一人は「かわいい系の魚希望」で、もう一人は「底モノ系希望」とのこと。

まぁ、今は器具も充実してるしネット開けばいくらでも情報は転がってるから、初めてでもだいたいの魚は飼えます。
いきなりディスカスを飼い始めてもよし、でっかい水槽飼ってアロワナやらダトニオやら始めてもよし。設備投資して水草レイアウト始めたって、たぶんそれなりにうまく行くんじゃないでしょうか(どれも経験ないから断言はしない)。

でも、別にそこまで本気でなく、ちょっとペット感覚で飼ってみたいな〜、という場合。
飼育も難しくなく、日々の世話に気を取られることもなく、餌も人工飼料でOK、かつ飼っていて楽しい。

「魚を飼おう」と思った人の多くは、だいたいこんなノリなんじゃないでしょうか。
まぁ、「こっちの世界」の住人としては、そこからズルズルはまっていくことを期待しているわけですが。


まぁとりあえず、誰にでも勧められるのはアカヒレです。
とにかく丈夫、かつ安価(激安)、それなりに色も出てキレイ。
保温が要らない、というのもはじめての人には大きいようです(金銭的な問題?)。
アカヒレ、もっと見直されてもいい魚だとは思います。

ただ、チープだったり地味だったりといったイメージがあるのも確か。
個人的には、泳ぎもちょっとせわしなくて落ち着かない感じもします。


そうなると、カワイイ・キレイ系好きな人に勧めたいのは、ベタ。
これまたありがちな選択ですが。
基本的に1匹飼いが前提なので、ペット的な愛着も湧きがちです。
色も極彩色でキレイだし、泳ぎも優雅。
水槽が小さくて済むのも魅力です。
ただ、元々は東南アジアの止水域、35℃にもなるような環境にすむ魚なので、高水温の方がいいようです。
よく瓶詰めで売られているけれど、せめて保温器具ぐらいセットでつけて欲しいなと思います。

キレイな魚を飼いたいという人、ベタを飼うべし!
ありきたりだな、という人はドワーフグラミィとかハニードワーフグラミィ、保温にお金をかけたくない人はパラダイスフィッシュ(タイワンキンギョ、20度前後で飼育可能)なんかもいいんじゃないかと。

ついでに、ベタの最大の魅力は繁殖シーンだと思います。
産卵行動は、熱帯魚の中でも一番の情熱的な場面です。
狭いビンの中でボーっとしてるだけがベタじゃない!と言いたい。


テトラとか小型コイ類(ラスボラ、バルブ、ダニオ)も飼育は簡単でキレイなんですけど、やっぱある程度の大きさの水槽(45cmとか)で、最低10匹は泳がせないと、雰囲気が出ない。ネオンテトラなんかバイト先のマニアな方々も、「何だかんだいい魚だよね」って言ってるけど、15cmのサイコロ水槽に2,3匹泳がせるような魚じゃないです。
そこでいくとベタとかグラミィは1匹2匹でも「絵になる魚」だと思います。
グッピーなんか初心者向けのイメージがあるけど、殖やしはじめちゃったらとても水槽1つじゃ足りなくなります。最近は鋲気持ちが増えて状態のいい魚も少ないし。

他に最近人気なのはフグですが、これはちょっと要注意。
まず、一番ポピュラーなミドリフグは塩水が必要。さらに飼ってると意外とでかくなります。
純淡水性のアベニーパファーなんかもいるけど、ヒレをかじるから混泳は難しいし、フグは全体に腹持ちが悪いので、毎日こまめに餌をやる必要があります。人工飼料にも餌付きにくいし。


次に底モノがいいという人向け。
まず、底モノといえばナマズの仲間です。
小型ナマズもかなりの種類がいるけれど、小さい水槽で飼うのならあまり動き回らない種類がいいでしょう。
例えばタティアの小型種とか、バンブルビーキャットとか、バンジョーキャットとか。トーキングキャットなんかも。
コリドラスは見た目かわいくて圧倒的な人気があるけれど、かなり運動量が豊富なので、あまり小さい水槽だと難しいと思います。
他には、小型プレコ(ブッシーとかタイガーとか)も、それ用の環境(餌とか)が準備できるならいいと思います。ただ、縄張り意識が強いので、小さい水槽だったら1匹飼いが無難かと。
ナマズは種類も多く、大型魚の幼魚なんかも出回ってるので、飼う前に下調べしたほうがいいと思います(どんな魚でもそうだけど)。縄張り意識が強いとか、夜になると泳ぎ回るとか、人工飼料を食べないとか、種類によって性格も色々なので。

ナマズ以外では、ドジョウの仲間ではクーリーローチは小型水槽で飼えます。しかも相当長生き(我が家では最高10年近く)。クラウンローチ系(ボティア類)は遊泳力が強いので、ある程度広い水槽が欲しいところ。可愛いんだけどね。

もし汽水が用意できるのであれば、ハゼの仲間とか淡水ハオコゼなんかも面白いと思います。トビハゼは、我が家の人気No.1だったりします。


とりあえずこんなところでいかがでしょう?
(相談くれた人がココ見てるかは知らないけれど)。
posted by RA at 01:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 飼育法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
えー。
アカヒレ,最初は綺麗だけど,でかくなるとウロコがウロコウロコしててかわいくない。
ランプアイも然り。

やっぱグリーンネオンっしょ。レモンテトラも。てか,あたしの小型水槽が素敵。
ハチェットもかぁいいねぇ
セレベスレインボーは,今までの何よりもかわいかったかも。
てか,やっぱりあたしの水槽が一番。
Posted by kari at 2006年11月17日 23:12
グリーンネオンもレモンTもセレベスレインボーも、いい魚だよねぇ。
特にレインボーは水草も食べないし(テトラは種類によって水草かじるんだよね)。
グリーンネオンは、お店で珍種が混じってないか探す楽しみが……(マニア的発言)。

ただ、群れる魚って長い間同じ状態がキープしづらい気がして。
最初20匹くらいいても段々減って、2,3匹になると悲しいじゃん。
だから、犬猫と同じように個性を楽しめる飼い方もいいな、とか思う最近の俺。

水槽にお気に入りを1匹だけ飼うのって、今の俺にはできない贅沢。
Posted by RA(管理人) at 2006年11月18日 21:10
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。